共働きで子供を育てれば、経済的に余裕を持つ事ができます。
また、両親共に子供と一対一で向き合う必要がなくなるため、育児ノイローゼになる確率も減ることでしょう。
しかし、こうしたケースで気を付けたいのが忙しさの問題です。両親共働きの場合、時間に追われる事が多いのでそれだけ夫婦間でトラブルが発生しやすいものです。例えば、子育てにおいて大変なのが子供の入浴です。お風呂は人間の心身を癒す場所ですので、仕事で疲れきった夫婦はできるだけ一人で入浴したいと思うものです。そこで、どちらが子供をお風呂に入れるか揉めてしまう事も多いようです。
こうしたトラブルを防いで上手く子育てを乗り越えたい場合は、子供のお風呂は当番制にする事が大切です。日替わりなどきちんとした規律を定めておけば、揉める事もありません。こうした決まりを作るのが難しい場合は、どちらかが子供と入浴した日はしなかった側が別の家事を代わりにするようにしましょう。
共働き世帯が子育てをする上で、育児に割く労力が不平等になってしまうのは大変危険です。こうした不平等感は、育児を任されている方に積み重なっていきますので、解消するチャンスを逃さないようにしましょう。また夫婦で働いている場合は、イレギュラーな問題に苛立ってしまう事があります。朝の準備で子供がグズってしまった場合怒りを感じるものですが、子供はいつでも親の思い通りにはならない存在です。不完全だからこそ、教育が必要なのだと言う事を念頭に置いて接するようにしましょう。