共働きをする家庭の増加に伴い、家事や育児に積極的に参加する男性も増加しているようです。お互いの家計の負担に応じて家事の参加比率を分担することで、お互いに公平感を保ち家事に関しては平等に担当している家庭も多いようです。
しかし育児、特に子供を直接面倒を見ることにおいては、女性がその殆どを担当するケースが多くなっています。もちろん出産は女性にしかできないことであり、授乳に関しても同様であるなど、生物の特性面の問題はどうしても男性にはできないので女性が担当するしかありません。そのため子育てに関しては、必然的に共働きでも女性の負担が増える傾向にあります。
また、育児休暇を担当するのもほとんどが女性であり、男性が育児休暇を取得することに根強い世間的な抵抗感があるのも事実といえることでしょう。
では、女性だけではなく男性も子育てに参加し、共働き家庭においてお互いの不満感をなくすにはどうしたら良いだろうかいいでしょうか。
まず、母親はどうしても乳児などの場合はつきっきりになりがちなので、精神的に安心できる時間がありません。なので、極力一人になれる自由時間を増やすことで不満を軽減できるようになります。父親が一人で数時間でも面倒を見て、母親には外出してもらいリフレッシュしてもらうのがいいでしょう。父親に時間がない場合は、ベビーシッターや地域の保育ママ制度などを利用してもいいと思います。
または、自分たちの両親に協力してもらうという方法もあります。そのためには、母親側の実家にある程度近い場所に家を構えるのがいいでしょう。また母親も感情的になりすぎず、お互いの配慮に感謝する気持ちを持てば子育てで衝突することも減らせることでしょう。